Jenkinsユーザ・カンファレンス2012 に参加してきました(その1)
2012/7/29(日)に法政大学で行われた「Jenkinsユーザ・カンファレンス2012」に参加してきました。
非常に多くの方が参加されていました。さすが参加申し込み1000名超えです。スポンサーもたくさんついていてパンフとかJenkinsのグッズ?とか配布されていて、活気のあるカンファレンスでした。
その中でためになったことを思いつくまま書いてみます。
1.川口さんの講演
Jenkinsですが、順調にplugin数が伸びており、チケット数もコミットが追いつかないぐらい(だんだん離されている感じ?)で、非常に活気があります。
Hudsonだった頃から少しずつ自分の近辺で導入していったからなのかわかりませんが、GUI周りに力を入れているという話の通り、かなりインタラクティブにアクセスできるようになってきています。ビルドに失敗したときにコンソールに一発で飛べるのはかなり便利。
すばらしい考え方だなぁと思ったのは、プラグインによって自由に拡張していくための土台(作りやすい仕掛け)を作ることを重視している、という話をされていた点。Jenkinsとしてどういった環境を用意するのか、ということが明確に示されており、それでいてみんなで作っていくことで広がっていく、という意思が感じられました。
話にあったように、忍者のように気づいたら占拠する!というのはよく表現しているなぁと。忍者は結構かっこいい。(忍者:https://cacoo.com/store/items/10148)
2.Jenkinsによる自動受け入れテストから継続的デリバリーまで
正直、自分の英語力の無さを痛感。。。(泣)
John Smartさんによる自動受け入れ試験の話に関しては、自分として、ヒントになる内容かもしれない、と感じました。
というのは、現在の部署だと、コーディングは協力会社に出してしまうので、Unit Test等の話は協力会社にはするんですが、実際どうなのよ?ってあたりが実感として感じにくいし、上司にもわかりにくい。自分たちの稼働が減るわけじゃないんですよね。。。
ただ、総合試験等は自分たちで行うことになるので、協力会社からの納品に対する受け入れ試験を自動化するメリットは十分にあるんじゃないかということです。
正直、総合以降も運用になってもバグは出ます。で、そのバグの改修によるその他機能への影響が心配になるわけです。上司は、影響を十分に考慮して再試験をすればいい、なんていうけど、、、、見落としたら、見落とすほうが悪いって論理になるんで、、、それって個人スキルに依存しすぎてリスク回避にならないなぁ。。。って個人的に思っているわけです。
正直どのように自動化するかの想像がまだですが、「ストーリー」が大事なのかなと一つ思ったので、なにかうまい方法があるか検討しよう。
続きは次回。